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【読書メモ】『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』ブロガー・立花岳志

こんにちは。真田一平です。
ブログを書いたり、YouTubeチャンネルを運営したり、大好きなカープ選手の記事を書いたりして楽しく活動中。好きな言葉は「人生は一回だが、真剣にやるなら一回で十分だ」。
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2020年2冊目の紹介です。

プロフェッショナルブロガー・立花岳志さんが2018年3月に出版された書籍です。

立花さんは、ぼくがブログに興味を持つきっかけを作ってくれた人。ブログは趣味でやるもの、ブログで食べていくなんてできないと思っていたぼくが、立花さんのブログと出会い、ブログを軸に仕事を拡大していくというビジョンを描くことができるようになりました。

立花さんは41歳でブロガーとして独立。年間1000万PVを誇るブログ「No Second Life」主宰。ブログを中核とした個人の情報発信で、出版、広告、セミナー運営、企業研修、コンサルなど幅広い分野で活躍しているフリーランスです。

今や誰もが情報発信で人生を劇的に変えることができる時代。この本では、好きなことを仕事にして生きていく情報発信術について、ブログやSNSの使いこなし方、アクセスアップの方法、続けるコツなどのノウハウが紹介されているほか、お金を得たあと、どう生きるべきかについても熱く語られています。

ブログ・情報発信との向き合い方を変えてくれる一冊です。

『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』立花岳志(サンマーク出版)

この本を読もうと思った理由

何よりもブログ運営に興味を持っていたから。自分のメディアとなるブログって、たくさんの可能性を秘めていると思うんです。

ブログでお金を稼いでいる立花さんが、どんなことを心がけて情報発信をされているのか、その極意が知りたくて読み始めました。ちなみに、こちらの本は立花さんのブログで知りました。

フリーランス視点でのまとめ

ブログにしてもSNSにしても、何を書いたらいいのかと迷ったり、こんなことを書いて自信過剰な人だと思われないだろうかと他人の目線を気にする人って多いんじゃないかと思います。

何を隠そう、ぼくもその1人です。これまでライターとして仕事はしてきましたが、SNSと深く付き合っていなかったので、そこで発信することに抵抗感があったんです。

立花さんはそんな人に対して、こんなアドバイスをされます。

量よりも質よりも、とにかく更新頻度をあげましょう。
そうすれば、発信することに体と心が慣れていくと。

そうなんです、慣れていないだけだったです。ライターなんて仕事をしているものだから、ちゃんとした日本語で、ちゃんとしたものを届けないといけないという勝手につくった重荷もあり、これまでSNSに挑戦してもなかなか続かなかったんですよね。そして、SNSをやってお金が入ってくるわけじゃないから、別にやらなくていいやって。

ブログやSNSを続けていくうえでの心理的ハードルを、この本は外してくれました。日刊わしらをはじめ各種SNSを毎日更新していこうと思えたのは、この本のおかげです。

また、本書には、立花さんがブログを続けるうちに築いたルールや、続けるための具体的なノウハウも書かれていて、これもほんっとに参考になります。

この本を読んでのアクションプラン

◎ブログ、Twitter、Instagram、Facebook、広島県営SNS日刊わしらを毎日更新する。
◎好きなことをアウトプットし、好きを得意にし、強みに尖らせることを意識する。
◎何を大切にして何にこだわるか、常に自分に問いかけ続ける。

10の抜粋ポイント

何を書いてもかまわないという前提で1つアドバイスをするなら、「自分が好きなことをして、そのことについて書く」のが一番長く続きますし、何より楽しめます。

「好きなこと」や「なりたい自分になるためにやりたいこと」をどんどんやって、そのことをどんどんブログに書きましょう。実行してそのことを書く、しかも公開していくことで、頭の中がどんどん構造化され、しかも周囲に仲間やファン、応援してくれる人もでき、継続が簡単になります。これを続けることで、好きなことが得意になり、なりたい自分に近づいていきます。

「好き」を「得意」にして「強み」に尖らせること。そしてそのことを発信すること。これを「パーソナルブランディング」や「セルフブランディング」と呼びます。

絶対にできるレベルまで下げた代わりに、何が何でも毎日実行します。習慣化はリズムが大切です。

ブログでの情報発信も、慣れの問題です。繰り返しになりますが、「質より量より更新頻度!」なのです。

21世紀においては、「信頼されること」が何よりも強力なブランドになります。

我々人間は、ブログが提供しているコンテンツに関して理解したり納得したり感謝したりすることはあっても、「共感」することはありません。提供されているコンテンツを書いている人の背景や思い、情熱などの人となりに共感し、ファンになるのです。

「普通の人がブランド人になる」ということは、「その他大勢の中に埋もれて生きる人生から、その他大勢から抜きんでて輝いて生きる人生へ」という大転換を意味します。そのためには、「自分を隠す」という生き方から、「自分を露出させる」という生き方への大きなシフトチェンジが必要なのです。

好きなことをやるのなら、黙々とやるのではなく、発信しながらやりましょう。その爆発的な威力に、あなたはきっと驚くことでしょう。

「衣・食・住」と「心と身体、それに頭(思考)」に関するすべて、つまり「生き様」「ライフスタイル」をコンテンツ化することが、最強のブランディングなのです。

これからブログやSNSを始めようと思っている人にはぜひ読んでほしい!