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【7月16日・試合結果】カープ vs. 巨人|終盤にリリーフ陣が6失点。巨人に3連敗で最下位転落 |2020プロ野球

こんにちは。真田一平です。
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7月16日(木)/広島 vs.巨人

巨|300 002 202|9
広|000 200 200|4
■試合時間:3時間9分
■ マツダスタジアム

責任投手・本塁打

勝:メルセデス(1勝2敗)
負:薮田(1敗)

<本塁打>
広/堂林4号(4回裏2ラン)
巨/大城1号(1回表2ラン) 、 吉川尚3号(6回表2ラン)、 岡本8号(7回表2ラン)

スターティングメンバー

1番:(中)西川
2番:(二)菊池
3番:(左)ピレラ
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(三)堂林
7番:(捕)坂倉
8番:(捕)田中
9番:(投)薮田

☆バッテリー
薮田、ケムナ、高橋樹、フランスア、DJ.ジョンソン、塹江 ー 坂倉

☆打撃成績・投手成績はこちら

試合経過(Twitterまとめ)

戦評

終盤にリリーフ陣が6失点。巨人に3連敗で最下位転落

マツダスタジアムで行われた本日の巨人戦は4対9で敗北。3試合連続でワンサイドゲームにとなり、巨人にマツダスタジアムでは9年ぶりとなる3タテを許してしまいました。

カープの先発は、今季初先発となる薮田選手。初回、先頭の亀井選手に初球をとらえられ二塁打を打たれると、坂本選手の進塁打でいきなり1死三塁のピンチ。続く丸選手を四球で歩かせたあと、岡本選手をサードゴロに打ち取るも、これが併殺崩れとなり、亀井選手が先制のホームイン。この1点で止めたかったのですが、5番・大城選手に146kmのストレートを完璧にとらえられ右中間に2ランホームラン。初回から3点を追う苦しい展開となりました。

先制を許した薮田選手は2回表、3回表もランナーを背負いますが、持ち味のツーシームで低めを攻め切り無失点。3回表は2つの内野ゴロで要所をしめました。ただ、リードを許す展開で3回裏に打順が回ってきたこともあり、3回・47球を投げて、昨年9月7日の阪神戦以来となる先発マウンドを終えました。明日が大瀬良選手ということもあり、今日はブルペンデーという想定で臨んだのかもしれません。

1番に西川選手、3番にピレラ選手を置く新打線で臨んだカープ打線は、相性の良いメルセデス選手を相手に、2回以降、毎回ランナーを出し反撃のきっかけをうかがいました。試合が動いたのは4回裏。1死から鈴木誠也選手がヒットで出塁すると果敢に盗塁。2死二塁にすると、好調・堂林選手が右中間に2ランホームラン。力と技で押し込んだ一発で反撃の狼煙をあげました。

反撃に向けて、いい流れをつくったのは4回から登板したケムナ選手。4回表をわずか7球で三者凡退に打ち取ると、5回表はヒットと四球で得点圏にランナーを背負うも、丸選手、岡本選手を抑えて無失点。ここまで3試合の登板ですべてゼロ封。結果を残し続けています。

ケムナ選手の粘りに続きたかったリリーフ陣ですが、6回表、高橋樹也選手が吉川選手に2ラン、7回表にはフランスア選手が岡本選手に2ランを浴びて、あっという間に巨人の流れに。最後は9回表、ここまで無失点投球を続けていた塹江選手が満塁から代打・石川選手にライト前タイムリーを打たれ2失点。復調が待たれるリリーフ陣が6失点で、試合を壊してしまいました。

打線は7回裏に、菊池選手のセンターフェンス直撃の二塁打で2点を返しますが、反撃はここまで。初回と8回以外、すべてのイニングでランナーを出しましたが、得点を奪えず、終わってみれば5点差で敗戦。巨人に力の差を見せつけられた3連敗となりました。

しかし、打線は今季初めて1番に座った西川選手が3安打、好調の堂林選手は5試合連続安打で打率4割をキープ、さらに今シーズン初打席の磯村選手がヒットを放つなど、攻撃のリズムは作れています。あとは投打が噛み合うのを待つのみ。投手を中心にした守り勝つ野球を実現するために、いまのチームに必要なのは先発投手・リリーフ陣の粘り。この3連戦、大量失点が続いてだけに、たとえ得点を奪われても、最小失点で切り抜ける粘りをみせてもらいたいですね。

カープはマツダスタジアムの有観客試合でいまだ勝利がありません。明日こそは、球場に駆けつけたファンに勝利の時間を届けてほしいところです。