【7月23日・試合結果】カープ vs. 阪神|ピレラが起死回生の逆転満塁弾!ドラ1右腕・森下は6回2失点で2勝目!
こんにちは。真田一平です。
ブログを書いたり、YouTubeチャンネルを運営したり、大好きなカープ選手の記事を書いたりして楽しく活動中。好きな言葉は「人生は一回だが、真剣にやるなら一回で十分だ」。
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7月23日(木)/広島 vs. 阪神(甲子園)
広|000 004 000|4
阪|200 000 000|3
■試合時間:3時間37分
■甲子園
責任投手・本塁打
勝:森下(2勝1敗)
負:藤浪(0勝1敗)
S:一岡(1S)
<本塁打>
広/ピレラ4号(6回表満塁)
阪/大山6号(1回裏2ラン)
スターティングメンバー
1番:(中)西川
2番:(二)安部
3番:(三)堂林
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(左)ピレラ
7番:(捕)會澤
8番:(遊)田中
9番:(投)森下
☆バッテリー
森下、フランスア、塹江、一岡 ー 會澤
試合経過(Twitterまとめ)
#カープ速報2020
— 真田一平@日刊わしらのカープ担当 (@ippei49) July 23, 2020
7月9日以来の先発マウンドとなった森下選手。初回、阪神の4番・大山選手に先制2ランを許す。内角の129kmチェンジアップをセンターバックスクリーン右へ。プロ初の本塁打を喫し2点のビハインド。藤浪選手を攻略し援護したい🙏🏻
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— 真田一平@日刊わしらのカープ担当 (@ippei49) July 23, 2020
【森下選手・序盤】3回を投げ終えて2失点。球数は55。1安打1四球で6奪三振。ストレートのMAXは151km。球種の内訳はストレート25球、カットボール13球、チェンジアップ10球、カーブ7球。ホームランは打たれましたが、毎回三振のナイスピッチング。
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森下選手対大山選手の第2ラウンド。ストレートで押しまくり(6球中、5球がまっすぐ)、最後は投手ライナー。強烈な当たりでしたが、軽やかな身のこなしで捕球。森下選手、守備も上手い!第1打席にホームランを打たれた相手にすぐにリベンジ。
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【森下選手・5回2失点】3安打2四球で8奪三振。ストレートのMAXは151km。球種の内訳はストレート47球、カットボール31球、チェンジアップ13球、カーブ9球。5回を終わって球数はちょうど100球。復帰後だけに6回までかなぁ。素晴らしいピッチングだけになんとか勝ちをつけてあげたい🙏🏻
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ピレラ選手!!!
逆転の満塁アーチ!!!
藤浪選手の外角ストレートをライトスタンドへ叩き込んだ!森下選手もベンチ前でガッツポーズ!
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【森下選手・6回2失点】逆転直後のイニング、クリーンナップを迎えるも、しっかりとゼロで切り抜けた。勝ちの意識が出るなかでこの落ち着き、さすがじゃ!
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【森下選手・6回120球・2失点】4安打2四球で毎回の10奪三振。ストレートのMAXは151km。球種の内訳はストレート55球、カットボール39球、チェンジアップ16球、カーブ10球。昨日の野村選手に続き、しっかりと試合をつくってくれました。さすがドラ1右腕、ナイスピッチング!
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7回2死満塁、フランスア選手、ようしいのでくれたぁ😭サンズ選手のストレート狙いを見抜いたのか、変化球勝負。會澤選手の配球も見事に決まった🙌🏻
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【一岡選手】気合い十分のマウンド。投げるときの覇気を含んだ声もTVを通して聞こえてきます。先頭の近本選手をストレートで空振り三振!いける!
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一岡選手が9回をしめてカープ連敗ストップ‼️今シーズンの阪神戦初勝利🙌🏻そして今季初めて2点差以内での勝ち試合をとりました👍🏻森下選手はプロ2勝目!この試合とれたのは本当に大きい!ナイスゲーム!
戦評
甲子園で行われた本日の阪神戦は4対2で勝利。注目された『森下vs藤浪』の右腕対決を、ルーキー・森下選手が制して連敗ストップ。チームとしても今シーズンの阪神戦、初勝利をあげました。
阪神先発は、357日ぶりの先発マウンドとなった藤浪選手。復活を期する右腕の前に、カープ打線は5回までゼロ行進。藤浪選手の動くボールの球威を負けて内野ゴロの山を築いてしまいました。序盤の唯一のチャンスは初回。安部選手と堂林選手の連打で1死一、三塁の得点機をつくりましたが、4番・鈴木誠也選手がショートゴロ併殺打。ここで得点が入っていれば、もう少し早く藤浪選手を攻略できたかもしれません。
快調なテンポを刻んでいた藤浪選手のリズムを崩したのは6回表。先頭の西川選手が初球攻撃のセンター前ヒットで出塁すると、堂林選手と鈴木誠也選手が、藤浪選手の荒れてきたボールをしっかりと見極めて連続四球。松山選手は見逃し三振(この場面、梅野選手のフレーミングが素晴らしかった)に倒れますが、続くピレラ選手が起死回生の満塁アーチ。藤浪選手のアウトコースの154kmストレートを逆らわずにライトスタンドへ叩き込み逆転に成功しました。
藤浪選手、5回まで68球だった球数は、6回の1イニングだけで26球。勝ちを意識し力が入ったのか、走者を出すと球速は上がるも制球は乱れ、逆転劇へとつながっていきました。振り返ると、2番・安部選手がバントを失敗したあと、3番・堂林選手が落ち着いて四球を選んだのが大きかったように感じます。あの四球以降、制球が定まらず、最後はストライクを取りにきたストレートをピレラ選手が完璧に仕留めました。
カープ先発・森下選手は7月9日以来の先発マウンド。初回、先頭の糸井選手を四球で歩かすと、4番・大山選手に2ランホームラン。真ん中低め129kmチェンジアップをバックスクリーン右に運ばれ、先制を許しました。この一発は、森下選手がプロで初めて許した本塁打。そして、大山選手は昨夜の痛恨エラーを取り返すアーチとなりました。
先制アーチを打たれましたが、それ以降は、會澤選手の要求通り、素晴らしいピッチングを披露。プロ4度目のマウンドは、これまで以上に惚れ惚れする内容でした。
6回を投げて4安打2四球で毎回の10奪三振。特に、4回裏に梅野選手を見逃し三振にとったアウトコース低めのストレートは一級品。糸を引くように會澤選手のミットに収まり、要求した會澤選手もボールが素晴らしかったのか、捕球したあと数秒動かず。美しい軌道を描いてミットに収まったボールの余韻に浸っているかのようでした。
打線が逆転した直後の6回裏はクリーンナップを迎えますが、落ち着いて無失点。試合をコントロールする冷静さが、さすがドラ1右腕といったところでしょうか。森下選手の今日のストレートのMAXは151km。球種の内訳はストレート55球、カットボール39球、チェンジアップ16球、カーブ10球。昨日の野村選手に続き、しっかりと試合をつくり、プロ2勝目をあげました。
7回からは継投。7回はフランスア選手、8回は塹江選手がそれぞれ無失点リレー。フランスア選手は満塁のピンチを招きましたが、最後は好調のサンズ選手を空振り三振。ストレート待ちを見抜いたのか會澤選手は変化球勝負を選択。このリードもお見事でした。
そして、今日の9回のマウンドには一岡選手。佐々岡監督は3試合連続無失点を続ける右腕を新しいクローザーに指名しました。その一岡選手、気合い十分でしたね。投げる時の覇気を含んだ声がTVを通して聞こえてきましたから。おそらく菊池保則選手の想いも背負ってマウンドにあがられたのではないかと思います。ストレートで押す強気の投球、逃げない勇気に、こちらも見ていて胸が熱くなりました。