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【8月4日・試合結果】カープ vs. ヤクルト|長野久義が同点弾!田中広輔が勝ち越し弾!2本の3ランで逆転勝利!

こんにちは。真田一平です。
ブログを書いたり、YouTubeチャンネルを運営したり、大好きなカープ選手の記事を書いたりして楽しく活動中。好きな言葉は「人生は一回だが、真剣にやるなら一回で十分だ」。
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8月4日(火)/広島 vs. ヤクルト(神宮)

広|000 000 330|6
ヤ|020 100 000|3
■試合時間:3時間44分
■神宮

責任投手・本塁打

勝:塹江(2勝1敗)
負:清水(0勝2敗)
S: フランスア (0勝1敗2S)

<本塁打>
広/長野1号(7回表3ラン)、 田中広3号(8回表3ラン)

スターティングメンバー

1番:(中)西川
2番:(二)菊池
3番:(左)長野
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(捕)坂倉
7番:(三)堂林
8番:(遊)田中
9番:(投)九里

☆バッテリー
九里、高橋樹、薮田、塹江、フランスア ー 坂倉

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試合経過(Twitterまとめ)

戦評

神宮球場で行われた本日のヤクルト戦は6対3で勝利。ランナーを出すも得点が入らないモヤモヤした雰囲気の試合を、終盤でひっくり返し、久々に痛快な逆転劇を魅せてくれました。

3試合連続で3番に長野選手を起用したカープ打線は、今季2度目の対戦となったヤクルト先発・高梨選手を相手に毎回安打を放つも6回までゼロ行進。5回表は、下位打線で無死一、二塁のチャンスもつくるも上位打線があっけなく倒れて無得点。走者を置いた場面で“意味のあるアウト”でつなぐことができず、凡打を積み重ねてしまいました。

しかし7回裏、大盛選手の“足”がきっかけで試合が動き出しました。1死から代打で登場すると、2ストライクと追い込まれながらも打球を転がしセカンド内野安打。俊足を生かして安打をもぎとると、1番・西川選手も安打で続いて一、二塁に。ここで、3番・長野選手が、代わったマクガフ選手の2球目のストレートをとらえてライトスタンドへ3ランホームラン。昨年9月19日以来となる長野選手の起死回生の本塁打で同点に追いつきました。

ベテランの一発で息を吹き返した打線は、続く8回表、無死から松山選手と坂倉選手が連続安打で出塁。堂林選手は三振に倒れるも、8番・田中選手が、この回からマウンドにあがった清水選手の5球目・ストレートをふり抜き、センターバックスクリーンへ勝ち越しの3ランホームラン。

田中選手と長野選手、2人の3ランで逆転に成功しました。

投手陣は先発の九里選手が4回で降板となりましたが、今日はリリーフ陣が奮闘しました。床田選手に代わって一軍に復帰した高橋樹也選手が2イニングを無失点。同点に追いついた直後の7回裏には、塹江選手が2死満塁の場面で山崎選手を空振り三振に打ち取りピンチを脱出。

そして、リードして迎えた9回裏は、フランスア選手が完璧リリーフと、それぞれが任された役割をまっとうし、勝利のバトンをつないでいきました。フランスア選手は、MAX152kmのストレートを軸に力で圧倒して2つの空振り三振。昨年クローザーを任された左腕に、真っ直ぐのキレが戻ってきたのは心強いポイントです。

一方心配なのは九里選手。味方のミスや不運な安打などもありましたが、終始、不安定な内容。4回で打者20人に80球を投げ、7安打3失点。暴投もあるなど、序盤からリズムが悪く、とにかくヤクルトの攻撃時間が長く感じました。

良かったり悪かったりを繰り返す九里選手、今季初登板となった6月24日の巨人戦以来勝ち星がありません。先発ローテの中心になってほしい選手だけに、調子が悪いなりにも“試合のリズム”をつくっていってほしいところです。

チームとして、いくつか反省点はありますが、勝ったことで、プラス思考で振り返ることができるのではないでしょうか。そして、9連戦の初戦をとれたことも大きいですね。また今日の逆転勝利で、今シーズン、火曜日初勝利となりました。最下位も脱出したことですし、このままの勢いで明日も勝って今季初の3連勝といきたいですね。