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ついに広島に訪れた歓喜の瞬間!カープが9度目のリーグ制覇を球団初の3連覇で達成!次の目標は悲願の日本一!

マジック1のまま迎えた2位ヤクルトとの直接対決。勝てば優勝のマウンドに、約2週間ぶりに九里選手が上がりました。初回、松山選手のファインプレーで1アウト。続く青木選手は、15球を要する対戦となりましたが、四球を出すことなく打ちとり2アウト。3番の山田選手も打ちとり、この三者凡退でカープの流れができたのかもしれません。

その裏、“タナキクマル”で1点を奪うと、そこから、カープの象徴“つなぐ打線”が発動。何度も何度もチャンスをつくり、ブキャナン選手を攻略。一気に5点を先制し、“今日こそは”の空気が球場を満たしていきました。

4回、無死満塁の大ピンチでは、バレンティン選手を内野フライ、雄平選手を併殺打にうちとり無失点。ゲッツーの瞬間、マウンドで九里選手が吠え体全体でガッツポーズ。広島の空に向けて拳を突き上げ、この試合にかける意気込みを表現しました。

次なる見せ場は5回裏。4番の誠也さんがヘッドスライディングで安打をもぎ取ると、野間選手の三塁打。同級生コンビで大きな追加点を奪いました。この後は、グラウンドで躍動する選手たちに願いを託し、待ち続けたその瞬間に、想いを馳せることに。6回にも追加点を奪い、7回には安部選手の三塁打をきっかけに田中選手、丸選手のタイムリーで、ついに点差は「10」まで広がりました。そして、続くチャンスに新井選手が代打で登場。サードゴロに終わりましたが、応援歌の大合唱は、胴上げの歓喜の前のプレリュードとなりました。

ようやく舞台が整った9回表。8回無失点投球の九里選手からバトンを受け取ったのは守護神・中崎選手。3年連続で胴上げのマウンドを任され、ついに“その時”が訪れました。27年ぶりの待ち焦がれた本拠地・広島での胴上げ。緒方監督に続き、球場からのアンコールで新井選手も広島の空に舞い、また一つ、広島伝説が生まれました。

球場でその瞬間を見届けた僕は、いろんな想いが胸が巡り、その想いに突き動かされるように球場をあとに。帰宅後、その想いを一気に手帳に書きなぐりました。この優勝が、僕にいろんなきっかけを与えてくれたのはたしかなこと。それに感謝して、明日からまた挑戦ですね。心を巡ったいろんな想い、またいつかこちらのブログでも報告させていただきます。

最後に・・今年も、どんな時間にもカープが寄り添ってくれていたことは間違いありません。カープが勝つと嫌なことをほんの少し忘れることができ、カープが負けると一緒に落ち込む。その繰り返しを毎日やりこなす日々。11月まで、まだまだ続いていきますが、ひとまず、その時間をもたらしてくれたカープに携わるすべてのみなさんに感謝したいと思います。改めて・・球団初のリーグ3連覇、おめでとうございます。