【公式戦】3月31日・広島 vs.巨人 試合速報

3月31日(日)広島 vs. 巨人 3回戦
巨|020 010 003|6
広|101 000
 010|3
◾️試合時間:3時間8分
◾️観衆:31834人(マツダスタジアム)

勝:中川/ 1勝
負:中崎/1敗
S:クック/2S

本塁打: 巨/ゲレーロ1号(2回表2ラン)

☆ステーティングメンバー
1番:(遊)田中
2番:(二)菊池
3番:(中)野間
4番:(右)鈴木
5番:(一)バティスタ
6番:(左)坂倉
7番:(捕)會澤
8番:(三)安部
9番:(投)九里

☆バッテリー
九里、ヘルウェグ、レグナルト、フランスア、中崎、菊池保 ー 會澤

☆打撃成績・投手成績はこちら

ミスから勝ち越しを許し6年ぶりの開幕カード負け越し

開幕カードの3戦目は、菊池選手の超ファインプレーで始まりました。1回表、早く移籍後初安打を打ちたい丸選手は、カープ先発の九里選手の低めのフォークをうまく打ち返し、打球はセンター前へ。しかし・・・それを菊池選手が滑り込んでキャッチし、すぐさま送球。電光石火のプレーに一塁を駆け抜けた丸選手は脱帽、そしてマツダスタジムは歓喜に包まれました。

そのいい流れを4番がつないでいきます。1回裏、1死一、三塁のチャンスをつくると、4番の誠也さんがセンター前にタイムリー。“先制のカープ”が発動し、開幕カード勝ち越しに向けてカープが先手を奪いました。しかし、昨日のヒーロー・ゲレーロ選手が2回表にライトスタンドへ逆転の2ランホームラン。点をとってもらった直後の一発だけに、九里選手としては防ぎたかった痛打でした。

足技とつなぐ打撃で同点に追いつくも、巨人の丸がついに・・

3回表を九里選手が坂本選手、丸選手、岡本選手を3人できったことで、再びカープに流れがやってきます。3回裏、田中選手と野間選手の連打でチャンスをつくると誠也さんが追い込まれながらもしっかりとセンターへ犠牲フライ。さらにこの犠牲フライで野間選手は一塁から二塁へ進塁、これが相手の中継ミスを誘い一気に三塁へ。勝ち越しとはなりませんでしたが、野間選手の足攻に球場はおおいに盛り上がりました。

さらに、4回裏にも、連打が出て得点圏にランナーを置く場面を迎えたのですが、ここで九里選手が痛恨のバント失敗。しかも3球すべてファールで簡単にアウトとなったため、カープに傾きつつあったいい流れを切るかたちになってしまいました。

九里選手は、バント失敗を切り替えることができなかったのか、5回表、先頭の畠選手に痛い痛い四球。なんとか2死までこぎつけるも、打席には丸選手。ここまで安打が出ていないので当然焦りもあるのでしょうが、さすがは2年連続MVP選手。自分が打てる球にフォーカスし、九里選手の2球目をとらえると、打球はライトへ。巨人移籍初安打は、貴重な勝ち越しタイムリーとなりました。

ついに長野が初出場!そのとき、球場は大歓声に包まれた

6回裏、8番安部選手の場面で、ネクストバッターに長野選手が登場。昨日に続き、大きな歓声がスタジアムを包みました。しかし、この回は出番は回ってこず、長野選手は一度ベンチへ。代打待機かと思いきや、グラブを持った長野選手がレフトのポジションへ。その瞬間、カープファンはもちろんのこと、ビジパフォ席の巨人ファンからも大きな大きな歓声が長野選手を包み込みました。すると先頭の代打・石川選手が打球が早速長野選手のところへ。それを軽やかに捕球するとまたも大歓声。カープファンからの丸選手への温かい声援も含め、マイナス面も数多く取り上げられた今回のFA騒動でしたが、こういったシーンを見ると、プロ野球ってやっぱりいいなと感じましたね。長野選手にとっても忘れられないシーンになったのではないかと思います。

その長野選手、7回表の先頭打者として打席に入ると、吉川選手の変化球を捉えてセンター前へ移籍後初ヒット。丸選手と長野選手、2人が同じ日に移籍後の初ヒットを記録するのをみても、なんだか不思議な“野球の縁”があったのかもしれません。

守り勝つ野球みせれず。9回に3失策で3失点・・

“長野選手登場”が作り出したいい雰囲気のなか、8回裏、誠也さんとバティの連打から、代打の代打小窪選手の併殺打の間に同点とし、逆転のカープの舞台が整ったのですが、9回表に悪夢が待っていました。安部選手のお手玉、會澤選手の送球エラーで無死一、二塁のピンチ。ここで、中崎選手自らが好フィールディングで流れを一度止めたのですが、この開幕3連戦ノッている、1番吉川選手がレフトオーバーの三塁打を放ち、巨人が勝ち越し。このあと、坂本選手にもタイムリーが飛び出し、残念ながら巨人にふりきられる形となりました。

大きな注目を集めた王者・広島と巨人の開幕3連戦は巨人に軍配。最後はミスをしたほうが負けるという典型的な試合で終わりました。「守り勝つ野球」を掲げる、カープにとってこれはなんとも痛い敗戦ですが、まだまだシーズンは始まったばかり。しっかりと切り替えて、次のカードに挑んでほしいですね。