平成30年7月豪雨。いまいるその場所が、探していたものと違っても・・

7月5日から降り続いた豪雨により、広島県をはじめ、全国各地で大きな被害が出ています。被害に遭った各地の映像を見るたびに胸が締めつけられる想いです。
みなさんが、被害に遭われていないこと、そして、被害に遭われた方々が、1日も早く、日常を取り戻すことができることを心より願っています。

今回の豪雨により、ぼくの身近なところにもたくさんの影響が出ました。
倉敷市に住む妻の両親は自宅から避難し、広島県北に住む父は、東広島市西条にある仕事場からあと数十分早く帰宅していたら濁流に飲み込まれていた可能性がありました。
そして、母が、広島市内に来るときの交通手段だったJR芸備線は、大きな被害により、年内の運転再開は難しいとまで言われています(広島〜下深川の間に限っては、約1ヶ月で復旧予定とされています)。

当たり前ですが、テレビもラジオも豪雨被害のニュースばかりです。
カープもサンフレッチェもお休みとなったため、応援するチームの勝利に、ほんの少し現実を忘れることもできません。心が痛む、辛いニュースで時間が進んでいきます。

ぼくがいま暮らしている広島市安佐南区は、4年前に、豪雨・土砂災害の影響があったエリア。
あの日の早朝、玄関を開けて目に飛び込んできた光景は、忘れたことはありません。
ただ、あの日の記憶があったからこそ、今回の豪雨に対して、警戒心が違いました。
「もしかしてがあるかもしれない」とずっと注意していましたし、小学校や大型ショッピングモールなど、避難場所となる施設の動きもすごく早かったです。
そして、4年前に、土砂災害により甚大な被害があった安佐南区の緑井・八木エリアは、4年前の被害を機に造られた砂防ダムにより、大きな被害はなかったと聞いています。

今回の災害は、広島にとって、失ったものばかりで得たものは少ないかと思います。
でも4年前の辛い出来事があるからこそ、守られた日常があるのもたしかです。

今回、被害に遭われた方からすると、そんな言葉、なんの慰めにもならないのは理解しています。
ただ、思い出したくない苦しい出来事が、この先、なんらかのかたちで自分たちの日常を守ってくれる日がくるかもしれません。

どんな日常が続いていこうが、時間は前にしか進みません。ただ、苦しいときは、「あのとき、あれをしておけばよかった」と後悔にとらわれてしまうのも事実。でも・・いまは苦しくても、いまいるその場所が思い描いたものとは違っていても、間違いではないと、少しずつ少しずつ自分に言い聞かせて、ちょっとずつでも未来を歩んでいきたいんですね。

がんばろう広島!
がんばろう広島魂で!

【平成30年7月豪雨に関して】
最新情報は広島県公式サイト「7月5日からの大雨災害に関する情報」に掲載されています。
https://pref.hiroshima.lg.jp/site/saigai201807/