よく読まれている記事

「14年も待たせやがって」32歳の美しい放物線 投手も呆然の特大アーチに“4番の風格”

ファン歓喜、広島・堂林が2試合連続ホームラン

■広島 6ー5 ヤクルト(14日・神宮)

 プロ14年目で初めて4番に座る、広島・堂林翔太内野手の2試合連続ホームランに歓喜の声が集まっている。14日、敵地でのヤクルト戦に「4番・左翼」で先発出場すると第1打席で11号先制ソロ。神宮の夜空に舞った特大アーチに「右の大砲見つかる」「プリンスかっこいい」とファンも盛り上がりを見せた。

 広島ファンで真っ赤に染まった左翼席に堂林の打球が飛び込んだのは2回だった。この回、先頭で打席に立った堂林は、ヤクルト先発の高橋が投じた初球のストレートを振り抜くと、堂林自身も打った瞬間にスタンドインを確信する特大の本塁打。高々と舞い上がり美しい放物線を描いた打球に、打たれた高橋も呆然とするしかなかった。

 この1発を「DAZN」公式X(旧ツイッター)が映像で公開すると「14年も待たせやがって」「4番堂林強すぎ」「何か風格が出て来たかも」などの声が上がり、ここ数試合で存在感を放つ堂林の打棒に期待を寄せていた。

【実際の様子】「鯉のプリンス」の美しい放物線に投手呆然 真っ赤に染まる左翼席へ特大アーチ