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【7月21日・試合結果】カープ vs. 阪神|堂林翔太・鈴木誠也のアベックアーチも九里が5回6失点と試合を作れず

こんにちは。真田一平です。
ブログを書いたり、YouTubeチャンネルを運営したり、大好きなカープ選手の記事を書いたりして楽しく活動中。好きな言葉は「人生は一回だが、真剣にやるなら一回で十分だ」。
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7月21日(火)/広島 vs. 阪神(甲子園)

広|100 000 300|4
阪|102 030 21/|9
■試合時間:3時間11分
■甲子園

責任投手・本塁打

勝:秋山(2勝1敗)
負:九里(1勝2敗)

<本塁打>
広/堂林5号(1回表ソロ)、 鈴木誠8号(7回表2ラン)
阪/サンズ4号(1回裏ソロ))、 糸原2号(3回裏2ラン) 、 大山5号(5回裏2ラン)、 北條1号(7回裏ソロ)

スターティングメンバー

1番:(中)西川
2番:(二)菊池
3番:(三)堂林
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(捕)會澤
7番:(左)ピレラ
8番:(捕)田中
9番:(投)九里

☆バッテリー
九里、フランスア、高橋樹、薮田、DJ.ジョンソン ー 會澤、磯村

☆打撃成績・投手成績はこちら

試合経過(Twitterまとめ)

戦評

甲子園で行われた本日の阪神戦は4対9で敗戦。カープ投手陣が阪神打線に4本のホームランを打たれ、10安打9失点で大敗を喫してしまいました。

先手をとったのはカープ。12球団トップの打率.289を誇る打線は、初回、3番・堂林選手の5号アーチで先制します。阪神先発・秋山選手の初球、インコース高めの138kmシュートを、うまく体を回転させてレフトスタンドへ。技ありの一発でカープがリードを奪いました。しかし2回以降は秋山選手の前に6回までゼロ行進。四球を許さない安定したピッチングを披露され、凡打を重ねてしまいました。

反撃に転じたのは5点差で迎えた7回表。先頭の堂林選手がこの日2本目の安打で出塁すると、4番・鈴木誠也選手が低めのストレートをバックスクリーン左へ2ランホームラン。1死後、6番・會澤選手がヒットを放ったところで、秋山選手は交代となりました。

カープ打線は、代わった馬場選手から、7番・ピレラ選手が四球を選ぶと、8番・田中広輔選手がレフト前にタイムリー。2点差に詰め寄ると、さらに、代打・長野選手が、ライト前の空いたスペースにうまく落とす安打で、1死満塁とチャンスを拡大しました。

この一打逆転の場面で、4試合連続安打中の1番・西川選手が打席に入りますが、結果は最悪の投手ゴロ併殺打。3ボールからフルカウントまでカウントを整えられ、最後はいい当たりの打球を放つも馬場選手に好捕され、併殺打になってしまいました。

今日先発マウンドに上がったのは、先週からローテ頭を任されている九里選手。先制直後の1回裏には2死からサンズ選手に高めに入った変化球をとらえられて同点ホームラン。3回裏には、2死から、1番・糸井選手を四球で歩かすと、2番・糸原選手にアウトコース高めのストレートをうまく流されてレフトスタンドへ2ランホームラン。いずれも2死から高めのボールを痛打され、痛い一発を浴びてしまいました。

さらに5回裏には、先頭の9番・秋山選手にレフトフェンス直撃の二塁打を打たれると、3番・サンズ選手にタイムリーを浴び、最後は4番・大山選手に2ランアーチ。5回で103球を投げて、6安打2四球6失点。3本塁打を許す不安定な投球で、3試合連続で先発として役目を果たすことができませんでした。

九里選手、今季1試合目の巨人戦(6月24日)で奪三振ショーを披露した“快投の残像”が、持ち味を消しているような気もしています。今日は5回で8奪三振。三振数は多いのですが、コースを狙うあまりボールが甘く入り、その甘く入った球を痛打されるケースが目立ちました。ストライクゾーンを広く使い、多彩な変化球で、打たせてアウトを重ねるのも九里選手の持ち味だと思うので、結果が残せていない今こそ、原点に戻ってみるのもいいかもしれません。

課題のリリーフ陣は今日も攻撃のリズムを生むことがができず3投手のリレーで3失点。2点差に詰め寄った直後の7回裏の2失点がとにかく痛かったですね。この回からマウンドにあがった高橋樹也選手が、先頭の北條選手にホームランを打たれると、連続安打と四球で無死満塁に。1死も奪えずマウンドをあとにする大誤算の継投となりました。

8回裏のDJ.ジョンソン選手も先頭打者に四球を出してタイムリーを打たれる悪循環。逆転のカープを成功させるために必要なリリーフ陣の無失点リレーがなかなか実現できません。

今日の敗戦で借金は5。堂林選手&鈴木誠也選手にアベックアーチが飛び出すも大敗。投打のかみあわない試合が続いています。特に投手陣は投壊が進みつつあるだけに、明日復帰登板を果たす背番号19・野村選手には、流れを変える投球を期待したいですね。