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【試合結果】7月19日・ヤクルト戦|新クローザー・菊池保則が1点リードを守れず、今シーズン2度目の引き分けに

こんにちは。真田一平です。
ブログを書いたり、YouTubeチャンネルを運営したり、大好きなカープ選手の記事を書いたりして楽しく活動中。好きな言葉は「人生は一回だが、真剣にやるなら一回で十分だ」。
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7月19日(日)広島 vs.ヤクルト(マツダスタジアム)

ヤ|000 011 001 0|3
広|000 000 300 0|3
■試合時間:3時間57分
■ マツダスタジアム

スターティングメンバー

1番:(中)西川
2番:(二)菊池
3番:(三)堂林
4番:(右)鈴木
5番:(一)松山
6番:(左)長野
7番:(捕)會澤
8番:(捕)田中
9番:(投)遠藤

☆バッテリー
遠藤、ケムナ、一岡、塹江、菊池保、DJ.ジョンソン ー 會澤

☆打撃成績・投手成績はこちら

試合経過(Twitterまとめ)

戦評

マツダスタジアムで行われた本日のヤクルト戦は3対3で引き分け。"逆転のカープ”発動から、勝ちパターンで逃げ切りといきたかったですが、1点差ゲームをまたしてもものにできませんでした。

ヤクルト先発・高梨選手に6回までわずか2安打に抑えられていた、12球団トップのチーム打率を誇るカープ打線。7回裏にようやく打線がつながりました。そのきっかけとなったのは、“新クリーンナップ”。まずは3番・堂林選手がセンター前ヒットで出塁すると、4番・鈴木誠也選手がレフトに二塁打。いずれも2ボールからの3球目のストライクをしっかりとらえての一打でした。

無死二、三塁の同点機をつくると、5番・松山選手が高梨選手のフォークをうまくとらえてライト線へ。2者が返り、同点に追いつきました。同点打となった松山選手のタイムリー、お見事でしたね。追い込まれながら高梨選手の落差の大きいフォークについていき、最後は技術でライトに運びました。好投を続けていた高梨選手はここで降板。12球団最強といっても過言ではないクリーンナップが今日もつながり、一気に試合を振り出しに戻しました。

なおも6番・長野選手が進塁打で続き1死三塁にすると、7番・會澤選手が代わった梅野選手の初球をセンター前へタイムリー。好リードで遠藤選手を引っ張ってきた會澤選手の一打で勝ち越しに成功しました。得点は入りませんでしたが、8回裏にも2番・菊池選手が四球で出塁すると、堂林選手、鈴木誠也選手がつないで満塁のチャンスをつくるなど、”NEW上位打線”の勝負どころでのつながりは、今後も相手チームの脅威となりそうです。

カープ先発の遠藤選手は5回を投げて5安打3奪三振、1失点。毎回のようにランナーを出しピンチを迎えましたが最小失点で切り抜け、先発投手としてしっかりと試合をつくってくれました。

ブログの”見どころ”でもふれた、ヤクルトの4番・村上選手との同級生対決は計3度。2回表の第1打席はストレート勝負で見逃し三振。最後はアウトコース低めに素晴らしいボールが決まりました。第2ラウンドは3回表。2死一、二塁で迎えるとボールが先行し四球。第3ラウンドは5回表1死一、三塁のピンチの場面での対戦。3球で追い込みましたが6球目をセンターに運ばれて犠牲フライ。第1打席同様にストレート勝負を挑みましたが、村上選手に4番の仕事を果たされました。

勝負どころで打点をあげられてしまいましたが、安打は許さず。遠藤選手、打席に村上選手を迎えると、いっそう気合いが入っているようにも見えましたから、今後もお互いに切磋琢磨しながらリーグを代表する投手、打者に成長していってほしいですね。ちなみに、今後、遠藤選手が日曜登板のローテで回るようであれば、次回の対戦は9月20日になりそうです。

3点を奪い逆転したあとの8回表は新セットアッパー・塹江選手。わずか11球で三者凡退に抑える完璧リリーフで起用に応えると、9回表は新クローザーの菊池保則選手がマウンドへ。今日こそは勝ちパターンの継投が決まり逃げ切りたかったのですが、先頭の代打・坂口選手に安打を許すと、連打を浴びてあっという間に同点。菊池保則選手は、7月10日の中日戦に続き、リードを守りきることができませんでした。

今シーズンはこの1点差での勝ちゲームを一度も逃げ切ることができていません。こういう試合を確実にものにしていかない限り、上位進出は厳しそうです。